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ネイビー・シールズ(1990) - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ネイビー・シールズ(1990)
レビュワー 鱗歌さん
点数 7点
投稿日時 2020-04-20 21:37:51
変更日時 2020-04-20 21:37:51
レビュー内容
アメリカ海軍ネタの映画が多いのはやっぱり、海軍がいちばん撮影に協力的なんですかね。トップガンなんていう映画も、海軍の協力のもとに色々とカッチョよいシーンを撮って、それをストーリーで適当につないだようなところがあって(そのせいかどうか、陸地を飛んでたはずの戦闘機が、墜落するとそこは海だったりする)、その点、本作も同様に、適当に戦闘シーンを寄せ集めて、適当に埋め草のようなストーリーでつなぎ合わせた、大変に適当な構成なんですけれども。しかし本作は、適当さが、数段上回ってますね。海軍の協力の有無など関係なく、ホントに戦闘シーンの単なる寄せ集めで、ストーリーなんて無いも同然。マイケル・ビーンとチャーリー・シーンが主役っぽく登場するけれど、どちらかがいなくったって物語は成立しそうだし、なんなら、いっそ両方いなくっても、何とかなるかも知れない。
という、いかにも中身の無いサッパリした感じが、欲が無いというか、コダワリが無いというか。どうせ娯楽なんだからこんなもんでしょ、という割り切りが、ヒシヒシと伝わってきます。リアリティだの辻褄だのを気にしないから、アクションシーンを存分に散りばめられるし、クライマックスではアクションがどんどん派手に、そしておバカになっていきます。すばらしい。
そもそも、走ってるクルマから意味もなく海に飛び込むという、あの意味もないシーンがあるだけで、意味もなくホメたくなる、というもんですよ。
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