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タイトル名 |
ロビンとマリアン |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2015-10-17 07:59:11 |
変更日時 |
2015-10-17 07:59:11 |
レビュー内容 |
ジジイになったロビン・フッドが(と言っても演じてるショーン・コネリーは40代半ばだけど)シャーウッドの森に久方ぶりに帰ってきて、悪代官ロバート・ショウと戦うオハナシ(いや、別に「悪」代官ではない気もするけど)。S・コネリー、A・ヘプバーン、R・ショウの3人が主役として同時にクレジットされているけれど、R・ショウはなかなか登場せず、A・ヘプバーンはさらに登場が遅れた挙句に尼僧姿に身を包んでおり、顔かたちを我々の前にはっきり見せるのは、映画も半分を過ぎるくらいになってから。と、そこまで引っ張っておきながら、彼女の髪型がいかにも「ママさんパーマ」風なので、ちょっと萎えてしまう(笑)。 そういう意味では、ロビン・フッド伝説を取り上げてはいても、地味というか家庭的というか。 ここではロビンもさほどスマートな男ではなくって(とは言え、S・コネリー、自分でそこそこのアクションをこなしてガンバってる)、『~最後の聖戦』と同じくデンホルム・エリオットとのユーモラスな組み合わせが、なんだか微笑ましかったり。 決してカッコよくは無いラストの描き方も、そういう路線にのっとったものかも知れませんが、さすがにちょっと弱いかな、と。 妻マリリンがあまり描かれていないから、妻との関係の深まりもあまり描かれず、そういうエピソードの支えがないから、要するにいかにも唐突なラストなんですね。ただ、ラストシーンを締めくくる「どこまでも飛んでいく矢」ってのは、これは何ともシャレてます。 |
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