みんなのシネマレビュー
オンリー・ザ・ブレイブ - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 オンリー・ザ・ブレイブ
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2021-09-04 18:02:01
変更日時 2021-09-04 18:02:01
レビュー内容
昔は、消防士は英語でファイアマンだ、と習ったもんですが、すると「華氏451」にはその言葉通り、火を消すのでは無く火を点けるのが役割のファイアマンが登場したりして。
一方でこの森林火災の消防士もまた、必ずしも今燃えてる火を消すのが仕事とは限らず、木を切ったり、それこそ、逆に火を点けたりしてて、とにかく燃えるものを無くし延焼を防ぐのが、彼らのミッション。
建物消火以上に、我々にとっては馴染みが薄く、それ故に、映画の題材としてはそれだけで興味深いものとなります。冒頭、いきなり家の上空にヘリが現れ、プールの水をホースで吸い上げていく、なんてのもなかなか意表を突きますが、消防士なのに描かれる訓練が、我々の想像する「消防士っぽい」ものでないことに興味を引かれます。
それはどちらかというと、まるで野戦に備える兵士のような。
シカが駆ける野山の光景、と思いきや、カメラアングルが移動すると、すぐ向こうは山火事。燃え上がる「大惨事の光景」と、燃えていない「日常の光景」とが、その境界ではっきりと区切られていて。その大惨事が、じわじわとその領分を広げ、日常を浸食する。
この浸食さえなければ、まさに対岸の火事、であって、その光景に消防士たちが歓声をあげたりもするけれど、猛然とその浸食が襲いかかってきたら、もはや為す術がない。
実話に基づいている作品ではありますが、あえてストーリーの軸を隊員の一部のみにおいていて、スペクタクルの面では確かに火災シーンがクライマックスだけど、ドラマとしてはその後の学校のシーンにこそクライマックスがあって。
劇中でさりげなく描かれていた、その他の隊員たちの姿が、ラストにおいて、実際のモデルとなった人物と重なり、胸を打ちます。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-02-24甦える大地56.33点
2025-02-23モータルコンバット(2021)55.53点
2025-02-08拝啓総理大臣様74.75点
2025-02-02ボヘミアン・ラプソディ77.40点
2025-01-26スキン・ゲーム76.50点
2025-01-26剣鬼87.25点
2025-01-13富士山頂(1970)66.91点
2025-01-12裸の拍車97.11点
2025-01-12パッセンジャー5765.75点
2024-12-29ある兵士の賭け66.75点
オンリー・ザ・ブレイブのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS