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タイトル名 |
エクスポーズ 暗闇の迷宮 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2019-06-02 09:24:58 |
変更日時 |
2019-06-02 09:24:58 |
レビュー内容 |
同僚を殺害された刑事の捜査のオハナシと、幻想世界を目撃する女性のオナハシが、交互に描かれて、両者は互いに関連しあっているのですが、映画の中で描かれる範囲においてはなかなか交わらない。で、実は、両方のオハナシの間には、ある残酷で醜悪な現実が横たわっていた、ということが示されて物語はいったん、幕を閉じます。 2つの物語は、英語の世界、スペイン語の世界として断絶され、互いに相手を受け入れることを拒絶する。そしてそれぞれの物語の中ではいくつかのエピソードが織り込まれ、「醜悪な現実」の一端が顔を覗かせてもいるのですが、それにしても、このラストの、残酷なこと。 「映画を観終わってスッキリしないと気が済まない」という人には到底オススメできませんが、この観終わっての余韻、かなりのものがあります。 |
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