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空手バカ一代 - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 空手バカ一代
レビュワー 鱗歌さん
点数 6点
投稿日時 2020-09-13 14:28:10
変更日時 2020-09-13 14:28:10
レビュー内容
マス大山の半生を描くシリーズ第3弾(他は見てないけど。スミマセン)。
これが実話ってんだから、スゴイよね。だなどと思う人がいる訳もなく、まあ、ムチャクチャです。
まずは、冒頭の道場破りの場面から、千葉チャン空手が炸裂しまくり。さらには沖縄に渡って、プロレスとの異種格闘技戦。プロレス技が決まるたびに技の名前がテロップで出る、という親切設計で、プロレスを知らない人でも大いに楽しめる、かどうかは保証の限りではありません。
命じられた八百長に従わなかったことから、マフィアを敵に回してしまった大山たち。少年たちとの交流とか、夏樹陽子との出会いとかが描かれつつ(彼女の都会的な色白さが目を引きます。正直、沖縄っぽさは皆無)、クライマックスは敵の巣窟に乗り込んで、襲い来る者どもをバッタバッタと蹴散らしまくる。ははは。実話なワケが無かろう。
この辺りになってくると、ノリは完全に、燃えよドラゴン。サモ・ハンが主演したカンフー映画には「燃えよデブゴン」なんていう邦題がつけられていましたけれど、それに倣うなら、本作はさしずめ、「燃えよチバゴン」といったところ。
ダメ押しするかのように、最後は、鏡の間、みたいな場所での戦いまで登場して。
それにしても、千葉チャンたちに斃された敵が、異常なまでにピクピクと痙攣して悶絶しまくるのが、今見るとなかなか新鮮ではあります。
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