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タイトル名 |
網走番外地(1965) |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2014-06-04 22:43:52 |
変更日時 |
2014-06-04 22:43:52 |
レビュー内容 |
これぞまさしく男泣き。破れかぶれになりそうな健さんを、丹波が、そしてアラカンが、何とか食い止める。しかしその歯止めをついに突破してしまった時、男はどこまでも破れかぶれになる。そうならざるを、得ない。その破れかぶれ具合が、暴走するトロッコとして、あるいは迫りくる機関車として、執拗に描かれる。そしてその先のどうしようもなくなった最後の最後に、自暴自棄になりかけた男を食い止める、究極の一言。いやあ、みんな、孤独なんだ。寂しいんだあ。 |
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