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快盗ルビイ - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 快盗ルビイ
レビュワー 鱗歌さん
点数 7点
投稿日時 2024-07-06 10:48:49
変更日時 2024-07-06 10:48:49
レビュー内容
ほぼ常軌を逸したようなあの80年代アイドルブームの中、小泉今日子は「アイドルはやめられない」などと歌いながらも、当然ながらいつまでもアイドルを続けられるものでもなし。で、こうやって映画に主演したりして出口戦略を取ったりもする訳ですが、とは言ってもこの作品では、求めらているのはまだまだ、アイドル的な可愛らしさ。いや正直、アイドルブームの頃も小泉今日子の何がいいのかサッパリわからんかったけど(ごめん)、しっかしコケティッシュな魅力を振りまいて、マスコット的な存在感を映画の中で示しています。急には、変われない、変わらせてもらえない。けれどどこか、変わり始めている。
一方、「爽やかなアクションスター」なんてのも、いつまでも続けられるものかと言えば、真田サンなら続けられちゃったりするのでは、とか思っちゃうけれど、役の幅は限られてしまう訳で、真田サンもここではアクションを封印し、ダサくてコミカルな役に挑戦。ソファの上でクルリと回転してみせたり、ツボにぶつかって落としそうになるのをあわやキャッチしたり、と、封印しきれない身のこなしをところどころで見せつつも、基本的にはダサさ全開。プロレスラーが被っているマスクを剥がされた瞬間、待ってましたと言わんばかりに瞬時に顔を隠すように、真田サンも度の強いメガネを外した顔を決して我々に見せようとせず、悪夢にうなされて飛び起きるや否や、真っ先にメガネをかけてます。勿論、メガネを外した顔は、最後のお楽しみ、ということですね。
監督・脚本が、イラストレーターの和田誠。星新一のショートショート集の挿絵というと、まず思い出すのは真鍋博さん、ですが、和田誠さんのイラストも忘れ難いですね。という、別ジャンルから進出の監督さんで、いわば、本職じゃないけど「どマニア」な人の作品。マニアならではの大胆さがあり、マニアならではの思い入れみたいなものが、ひしひし伝わってきて。『麻雀放浪記』からも大きく路線を変え、雰囲気を変えて、こういうシャレた映画もしっかり守備範囲に収めてます。
ただ、多少安っぽくなってしまってるのは、残念ですね。当時の(娯楽)邦画界の限界か。邦画が勢いを取り戻した今なら、こういう映画ももっとおカネと人手をかけて作れそうな。
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投稿日付邦題コメント平均点
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