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マトリックス レボリューションズ - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 マトリックス レボリューションズ
レビュワー 鱗歌さん
点数 4点
投稿日時 2009-08-09 16:47:41
変更日時 2009-08-09 16:48:31
レビュー内容
シリーズが進行するよりも賞味期限の方が進みが早い、この『マトリックス』シリーズ。1、2作はある種そのバカバカしさを楽しませてもらった面があるのだけど、この3作目に至っては、もうアキマヘン。大体このシリーズ、割と陳腐なSF設定を、少しだけ難しそうに描いて見せ、「一応ボクチャンにも理解できちゃった」みたいな虚栄心を抱かせることで我々におもねっている面がありますよね。そうなるとこちらとしては極力ストーリーとか設定とかは無視して映像を楽しもう、ということになるのだけど。で、そうなると、1作目からすでに変な映画であって、「こりゃ映画じゃなくてコンピュータゲームの映像だよなあ」ということになっちゃうのだけど。でもこれが。「格闘ゲームのギクシャクした動きを、生身の人間が演じる」というおバカぶりが、1作目あたりの、何とも知れぬオモシロさだったわけです(「カンフーがへたくそ」という批判が多いのは、確かによくわかるけど、でも、ギクシャクやってるのは明らかに故意であって、私がオモロイと思ったのもその点、なんですけどね)。2作目のカーチェイスもそう。スローモーションの多用で、スピード感が損なわれる、という問題はあるものの、「ゲーム映像を人間がわざわざ演じてみせる」という点を、楽しんだものです。でもこの3作目は、もう、楽しくない。小賢しい物語、設定を無視して観ててはもう成り立たない。と言って、無視しなければ、もっと楽しくない。映像ももはや目新しいものは無く(勿論、ミフネとかいうオヤジの暑苦しい顔のアップを観たい訳もなく)、もはや「ただのゲーム」以上の何物でもない(、他人がやってるコンピュータゲームを横で見させられている感じ。もつべき感想は「早く終わらないかな」。と言って、この終わり方で納得いくわけもなし。まさに、我々が納得しようがしまいが、(竹本健治が「ウロボロスの偽書」で書いたように)作者が終わりと言えばそれが終わり、なんだよなあ。
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