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タイトル名 |
ナビゲイター |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2022-05-14 08:29:57 |
変更日時 |
2022-05-14 08:29:57 |
レビュー内容 |
ちょっと懐かしい。ちょっとだけ(笑)。 まだ「ディズニーの実写映画? ケッ!」とか言われてた頃ですねえ。ちょっとハズしてる感じが否めないながらも、いざ見ると意外に楽しいのがこの頃のディズニー実写。 未知との遭遇なり、ETなり、「宇宙船に乗ってるのは、果たしてどんな姿の宇宙人?」という期待感の高まってた頃に、「いや、宇宙船自体が、宇宙人なんです」というこの作品。いい感じにハズしてるではないですか。 冒頭から「スワ、UFOの登場か?」というカマシを何発もやって、いい加減、UFOはいつ出て来るんだ?と思ってたら、主人公の少年の身に起こるのはUFOとの遭遇ではなく、思いもよらない意外な事件。こういう展開はなかなか巧いですね。 NASAに連れて行かれて調べられる少年。大人たちだって私利私欲でこんなことをやってる訳では無く、悪い人たちでも無さそうなんですが、でも子供の立場からすると、彼らは自由を奪う存在。それなりにヤな感じなのです。 で、ようやく遭遇する宇宙船。これもあのスピルバーグ印のデコトラ風ハデハデなヤツではなく、ツルンと地味で、なんか、湯たんぽみたいな。いやこれ、間違いなく湯たんぽですよ。 しかしその金属性の表面に周囲の景色が映り込んでて、リアリティ、いやリアリティ以上のオモシロさを伴った存在感、があります。このアプローチはまさに、ターミネーター2の特殊効果の先駆といってよいもの。 ま、ストーリーは何と言うこともなく、むしろ多少悪ノリ気味の部分は気にならなくもないのですが、それもご愛嬌。久し振りに楽しく見させてもらいました。 |
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