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丹下左膳 怒涛編 - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 丹下左膳 怒涛編
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2024-09-15 08:04:22
変更日時 2024-09-15 08:04:22
レビュー内容
大友柳太朗版「丹下左膳」シリーズの第2弾。前作の続きなんだか、リメイク(?)なんだか、前作と同じような人たちが同じようなことをやってます。前作との関係がわかったようなわからないような、でも正直、そんなことはどうでもよいのです。
今回は、いわくつきの香炉の、争奪戦。百両の価値がある、とか言ってますが、やがて百万両にハネ上がり、要は、コケ猿の壺だろうが香炉だろうが、何でもいいんですね。
冒頭、何やら密談らしきものが行われているのですが、密談を交わす人物たちは次々に切り替わり、どうもあちこちで同時にこれらの会話が交わされているらしい、というのが、大ごとの予感。これは同時に、登場する映画スターたちが次々に顔をみせる、オールスター映画ならではの楽しみでもあります。
で早速、くだんの香炉が奪われる大事件が発生。香炉を抱えて逃げる多々良純と、それを追う追っ手たち。その姿が目まぐるしいカットの切り替えで描かれ、オープンセットとスタジオセットを股にかけての、無類のスピード感。素晴らしい。
ついでに言うと、境内のシーンはスタジオだと思うんですけど、ちゃんと地面にハトがいるんですね。芸が細かい。
で、香炉は無事(?)、松島トモ子経由で丹下左膳の手に渡り、イヤでも騒動が巻き起こる、という展開。大友柳太朗が豪快に演じる丹下左膳、見事なまでの単細胞ぶりで、絶対に近くにはいて欲しくないタイプの人物ですが、それだけに、時に一途、時に必死。時に、やたら頼もしい。クライマックスで、敵に囲まれ一人戦う大川橋蔵と、駆けつける丹下左膳、援軍の姿が、カットバックでスリリングに描かれる。ようやく現れ大活躍の丹下左膳、援軍たちに礼を言いつつも、「まだ暴れたりないから、しばらく見ててくれ」などと、頼もしいのやらバカなのやら、まあ、両方ですね。
この作品、監督名が二人クレジットされていて、左に松村昌治、右に松田定次。どういう事情だったんでしょうか。
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投稿日付邦題コメント平均点
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