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タイトル名 |
ウォルター少年と、夏の休日 |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-12-07 23:23:20 |
変更日時 |
2011-12-07 23:23:20 |
レビュー内容 |
少年が預けられた伯父たちは、スーパー爺さんだった、というオハナシ。なんですが、コメディタッチだけど笑うに笑えず、ファンタジーなんだけどワクワクせず、どうも煮え切りませんなあ。どうしてこんな内容で映画作ろうと思ったのか、理解に苦しみ、私にとってはコレ、怪作のひとつ。しかし、大真面目に暴走するデュヴァルの破天荒ぶり、アホらしい話をもっともらしく語り続けるケインの茶目っ気、泣き顔オスメント君の真摯な眼差し、いずれも、そりゃ、あざといと言えばあざといかも知れないけど、時々、とってもイイ表情をして、やっぱりこのヒトたち、「持ってる」よなあ、とは思わされます。ライオンを絡めたのも上手い。でもやっぱり、ストーリーは安直でヒドイと思います。少年の成長を描いているつもり、らしいけど、はっきり言って、この少年、まったく成長してません。母に向ってついに想いを発するクライマックス、これが単なる「甘え」なんだから、もう。あと、邦題に入ってる訳のわからん読点「、」も嫌い。 |
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