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タイトル名 |
美女と野獣(1991) |
レビュワー |
暇人さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-12-26 14:04:48 |
変更日時 |
2003-12-26 14:04:48 |
レビュー内容 |
劇団四季のミュージカル「美女と野獣」を見てきて、もう一度映画のほうも見てみたいと思って早速見ました。ミュージカルのほうもかなり感動したのですが、やはり映画も素晴らしい。歌やダンスの迫力はミュージカルのほうがすごかったのですが、道具にされた家来たちのコミカルな動きはやはりミュージカルでは再現が難しく、これはやはり映画の勝ちですね。特に、襲ってきたガストンたちに反撃する場面のタンスさんがとても好きですね。実は、ジェンダーに対する批判も入っているのではと私は思いました。悪役の「ガストン」は、「女は本なんか読むな、家庭に入って子供を育てるのが幸せだ」との主張を繰り返します。それに対し、ベルは「いつか広い世界に出てみたいの」という夢を持っており、最後はいわばガストンがベルに負けてしまうわけで、ここにジェンダーに対するステレオタイプの敗北、崩壊のようなものを感じ取れるのではないでしょうか(ほかの方によって既出だったらすみません)。大人になってディズニー作品を見ると改めてその深さに感動を覚えます
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