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タイトル名 |
クーデター |
レビュワー |
キムリンさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2018-08-03 23:50:28 |
変更日時 |
2025-02-18 10:58:53 |
レビュー内容 |
いやあ~確かにここで皆さんがおっしゃる 通り、主人公一家が武装して暴徒化した民衆から徒手空拳で ひたすら逃げるだけのプロットなのですが、次から次へと絶望 的状況が続き、まさに息つく暇なく最後まで見てしまったと いう感じでした。普通なら鬱陶しい途中のCMになんか救われた ような気分になってしましました。
現実にアルジェリアのプラント施設やダッカのレストランで 日本人がテロにあった現実を知るだけに、決して絵空事では なく世界のどこでも起こりうる話で、並みのホラー映画より もよっぽど恐ろしい映画でした。あの家族はあの後普通の生 活に戻ることができるのでしょうか。
映画の中でピアス・ブロスナンが触れていましたが、災難に あったアメリカ人家族には同情してしまいますが、しかし先 の大戦で超大国となったアメリカが世界各地で自国の利益と 自国企業の利権を守るために行ってきた数々の蛮行を考えると、 民衆=悪、と単純化できないところもあると感じました。
それにしても米国の映画やドラマは現実の地名などを平気で 使うのだが、最初の飛行機の行き先を示す地図や文字、逃げ 込む先がベトナムであることなどから、具体的国名は言わな いものの舞台はカンボジアであることが明らか。その方が観 る側にとってはリアリティがあってよいのですが、果たして クレームとか出なかったのでしょうか。 それとも何でもかんでも架空の名称でしか表さない日本の制 作側が気にしすぎなのでしょうか。 |
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