|
タイトル名 |
シベールの日曜日 |
レビュワー |
キリコさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-03-11 23:24:32 |
変更日時 |
2004-02-29 16:15:56 |
レビュー内容 |
むかーし一度テレビで見ただけなのにすごく記憶に残っている。二人の友情のインパクトが強かった。殺されちゃうのも可愛そうで・・もう一度みたい・・<という念願かなって○十何年ぶりの再見>これを子供だった自分が記憶してたことを我ながら褒めてやりたい。 シベール12歳、ピエール30歳くらいの二人の付き合いは数えられるほどの短いものだった。でもそれぞれ傷ついた心を持つもの同志の魂が触れ合って、癒しあっていたのを周囲に誤解され残酷な結末になってしまう。ピエールを理解していた彫刻家、支えていた恋人でさえ彼の過去の傷は癒せず、唯一の希望がシベールだったのに、、二人の関係は親子、恋人、友情以上に強い連帯感かもしれない。池の水紋に映る二人、グラスの底に映る人の顔などモノクロ映像が芸術的に美しい。残されたシベールの悲しみと共にいつまでも深く余韻が残る。 |
|
キリコ さんの 最近のクチコミ・感想
シベールの日曜日のレビュー一覧を見る
|