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タイトル名 |
ビルマの竪琴(1956) |
レビュワー |
キリコさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-05-31 18:53:20 |
変更日時 |
2004-05-31 18:55:24 |
レビュー内容 |
皆さんが言われてるようにリメイクのカラー版よりいいのは役者だと思います。戦争を直接体験している俳優さんたちですからまず顔つきが違います。手直しされた部分で言えばリメイクのほうが良くなってるところもあると思います。最も感動的な水島が無言で戦友に別れを告げに来て竪琴を弾く場面はこちらのほうがぐっときました。
こういうジャンルには弱くて大抵ボロ泣きするんですがこれが意外に泣けない。 どうしてかと考えたら話自体にちょっと作り物臭さを感じてしまうから、かと、、現実にビルマのジャングルで悲惨な最期を遂げた大勢の兵士たちを思えば、合唱する部隊が元気に生き延びている、また船上のナレーションの兵士の「水島の家族はこれを聞いてどう思うだろうか?」というのには同感で、野ざらしの戦死者を見捨てられずに、、というのもあまりにも美談仕立てに見えてしまう。いっそ↓のオオカミさんの言われてるように「童話」として見れば良かったのかもしれません。 |
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