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タイトル名 |
おろしや国酔夢譚 |
レビュワー |
キリコさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-05-31 17:56:51 |
変更日時 |
2003-05-31 17:56:51 |
レビュー内容 |
実話の男の話。ただの船乗りだったのにロシアに渡り、ロシア語も習得しその教養と人格を当時のエカテリーナ女王にまで認められた。当時の日本人の底の深さに感心する。漂流先が厳寒の地だからすさまじい苦労をする。生き残るだけでも大変な困難があるに希望を失わず、船を造り脱出しはるばる首都ペテルブルグまで行って帰国を願い出る。その勇気と不屈の根性に敬服。実際はそれだけの望郷の念を以て帰国した彼らに幕府は冷たかった・・大黒屋という日本人に光を当て知らしめたことだけでも意義があった。 |
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