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タイトル名 |
デビルマン |
レビュワー |
ポール婆宝勉(わいけー)さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2005-08-07 23:27:41 |
変更日時 |
2005-08-08 14:40:59 |
レビュー内容 |
とうとう俺がこの映画を鑑賞する時が来た。『北斗の拳』で新たな映画の見方を発見して以来、またあの興奮なのか怒りなのかよく分からないビミョーな感情を体験してみたいと思っていた矢先にTSU○AYAで発見したDVDがコレである。そう、つい去年しがたの作品ながら、ワーストランキングのトップ10に堂々と君臨した恐るべき殺気を放つ映画・・・。DVDのケースからディスクを抜き取ろうとした瞬間、こんな事をして良いのかという思いが脳裏をよぎった。こんな映画に小遣いの一部を消費して良いのか?そう、『北斗の拳』の時とは訳が違う。今の俺は父さんに借りてもらうのではなく、自分の会員証と自分の金で借りているのだ。この映画にサービスデーの178円を使うなら、あと122円足してTSU○YAの近くのタコ焼き屋へ向かい、店のオバちゃんかオジちゃんに好青年らしい笑顔を振りまいてタコ焼きを買い、家に帰ってマヨネーズをかけて食い至福の瞬間を味わった方が何千倍もマシなのでは無いかと。・・・・・しかし、いやぁー見て良かったよ!!俺は今最高にハイな気分でいます。原作ファンのみならず映画ファン、いやむしろ映画そのものをナメているとしか思えないこのハードクラッシャーぶりには怒りも興奮も超えて感動すら覚えました。俳優陣による逆の意味で主演男優賞ものの逆の意味で迫真の演技。「おれ、でーもんになっちゃったよー」や「おれのともだちを、てめー」は俺が今まで見てきたどの映画にも勝るほどの名セリフでした。そしてこのチャー○ー・カウ○マンも真っ青なミラクルな(本作に限っては『グダグダな』という言葉も使用可)脚本の素晴らしさ!日本刀まで登場してしまう暴走ぶりには脳みそが一掃されるような爽快さを覚えました。明がバリバリ暴れてるのにただボーッと見ているだけの役立たず対策部隊の方々は実に優秀な方々だと思います。とにかく全てがまさに映画界における一つのターニングポイントと言うに相応しいでしょう!皆さん、こんな映画を見たからと言って怒る必要は全くありません。むしろ喜びを感じるべきです。本作はまさに映画史に残る革命です。皆さんはその革命を目撃した幸運な方々なのです。そこのキミも『デビルマン』という名のDVDを手に取れば、怒りと感動のミラクルワールドへまっしぐら!さあ、あなたも、Shall we デビルマン? |
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