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タイトル名 |
最高の人生の見つけ方(2007) |
レビュワー |
ちゃかさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-05-14 16:45:52 |
変更日時 |
2008-05-15 08:44:12 |
レビュー内容 |
かの二大名優主演×ロブライナー監督。期待しないで観るのが困難な程ビックな作品。重い題材をウィットでシニカルに演じるかっこいい老人を堪能しようと足を運んだ。想像以上でも以下でもない二人の演技は、面白くないというよりは安心できる。さすが。モーガンフリーマンの笑顔に癒され、ジャックニコルソンの笑顔に触発される。ずっと見ていたい感じ。リストを実現すべくアフリカ、ピラミッド、タージマハルを巡る辺りはビックスターの旅番組みたいで、おいおいと思ったりもしたが、登れなかったヒマラヤの話をお姉ちゃんから聞き、想像の羽を伸ばすカーター(モーガン)の少年のような目にはやられた。自分の目で見なくても、人から聞いて想像するという行為の素晴らしさ。地球上の生物は遅かれ早かれ100%死ぬわけだが、死後の世界を想像するのもまだ見ぬ景色を想像するのも人間だけなんだろうなあ。そして死を考えると同時に理想的な生を考えたとき、必要なものは家族と友人と知性と想像力とバイタリティ、そしてお金かなと思う。いろいろな事を考えさせられる訳だが、終盤のリスト遂行はテンポ良く、技あり!です。ラストシーンも素晴らしく、泣いちゃいました。しみじみと余韻が残るラストです。何となく押し付けがましい邦題が好きでないのと、途中の世界遺跡紀行な感じに-1点。 |
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