|
タイトル名 |
二十日鼠と人間(1992) |
レビュワー |
ちゃかさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-12-26 09:29:49 |
変更日時 |
2003-12-26 21:27:08 |
レビュー内容 |
素晴らしい!途中のエピソード(老人がずっと可愛がっていた老犬を、他人の手によって安楽死させ後悔した事、レニーがねずみや子犬を可愛がりすぎて死なせてしまう事)が、ラストの伏線としてうまく活きている。何と言っても素晴らしいのは、ジョージの複雑な心境をゲイリー・シニーズが深い演技で上手く丁寧に表現していること。彼の物悲しく切ない表情と、無邪気に夢を語る時の表情が見事!監督としての手腕も素晴らしく、時々挟まれる麦刈りなどの労働シーンや蹄鉄投げのシーンは、牧歌的で純粋な雰囲気が出ていて才能を感じてしまう。最後のシーンの間の取り方なども、押し付けがましくならないよう、絶妙な形に仕上がっている。一口に「感動」とは表現できない、静かな心のざわめきを感じた。完璧! |
|
ちゃか さんの 最近のクチコミ・感想
二十日鼠と人間(1992)のレビュー一覧を見る
|