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タイトル名 |
DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る? |
レビュワー |
ゆうろうさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-06-22 12:08:02 |
変更日時 |
2013-06-22 12:08:02 |
レビュー内容 |
AKB48についてあまり知らないまま前作のドキュメンタリーを観て、悔しいけどすっかりこのシリーズにハマってしまいました。けれど、絶賛された前回の作り方に(監督よりも上の)運営サイドが味をしめている感じがして、今回はあまり楽しめませんでした。ようはシラケたと。文字通り舞台裏にまで照明が設置され(安全対策でもあるだろうけど)、スイテディカムまで導入して撮られた映像はちょっと異様でした。デビュー当時の前田敦子の後ろ姿は、あくまで「イメージ」だからいいんですが。なんだか、どんどん裏側というものが削り取られて、全部「表」になってしまってるような気がして、観てるこっちが息苦しく感じます。メンバーのプライベートや、本当の「裏」は映していないとはいえ、「裏側」はあくまで「裏側」としてとっておいたほうがいいのでは?と思いました。涙の連続にも映画としては、健気さよりもあざとさを感じます。この辺は黒澤明の「一番美しく」(戦中のプロバガンダ映画)を観たときと同じ気分を味わいました。メンバー本人の感情は別として、”この映画に映っている涙”って本当に美しいの? |
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