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タイトル名 |
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 |
レビュワー |
ゆうろうさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-02-04 14:37:03 |
変更日時 |
2008-10-23 02:05:09 |
レビュー内容 |
「人間とは?」「意識とは?」「生と死とは?」というテーマに、やっぱり行き着くんでしょうかね。宮崎駿は手書きにこだわったり、食事のシーンを挿入したり、キャラクターの生身の動きや表情を描いてそのテーマへとにじり寄って行きますが、押井守はそれとは好対照。デジタル技術を多様し、無表情なキャラクターや機械的な動作、アニメーターの実力不足までを利用して、同じテーマににじり寄っていく。そしてその演出の方針が成功しているという点で、この作品は貴重だったんですね。いいタイミングで制作したんだなあ。けど、これ以後のイノセンス等では、そのにじり寄りが中途半端になってきているような気がする。スカイクロラは未見だけど、あの作品以上にデジタルの比重が重くなっていくと、今後どうなっていくんだろう。 |
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