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タイトル名 |
卍(1964) |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-04-25 00:03:16 |
変更日時 |
2006-04-25 00:03:16 |
レビュー内容 |
原作・谷崎潤一郎、監督・増村保造ということで、「痴人の愛」位パワフルな倒錯映画を期待しましたけど、これは勢い不足の印象。話が後半へ進むに連れて登場人物達の滑稽さは増していきますが、各キャラクターが今一つ弾けない。要所要所で挿入される岸田今日子の告白も、映画の流れをせき止めてる様に感じました(原作未読なんですが、これは誰に告白してるんでしょう?)。また、男も女も狂わせてしまう若尾文子の容姿は納得ですけど、「天然の悪女」振りの描写は弱い。おまけに背中のヌードまで吹替え。そんなことで、私的には少し残念な仕上がりでした、5点献上。 |
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