|
タイトル名 |
博士の愛した数式 |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-01-04 00:04:49 |
変更日時 |
2007-01-04 00:14:41 |
レビュー内容 |
スティーヴン・ホーキング博士も「数学は神の言語である」と仰ってたと記憶してますが、神が造り賜うたとされる世の森羅万象を的確に説明できるのは詩人の言葉ではなく、確かに学者の弾き出した数式のみ。解を求める行為は正に神との対話。常に神の言葉を読み解こうとしてる数学者は、聖書の研究に明け暮れる聖職者に近いかもしれない。本作の博士はそれに加えて、記憶という「汚れ」も付かないイノセントな存在。彼は周りの魂を癒し、浄化する神の使いでもあるのです。確かに合点のいかない部分も散見されますが、私は一種のファンタジーとして楽しめました(数学音痴の私には非常に有難い映画でもありました)。ところで、本作で最もキーとなるべき数字「80」には何か意味があったんでしょうかね、6点献上。 |
|
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
博士の愛した数式のレビュー一覧を見る
|