|
タイトル名 |
Dolls ドールズ(2002) |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-11-12 00:53:26 |
変更日時 |
2004-11-12 01:00:03 |
レビュー内容 |
表現手法には寺山修司の匂いも感じますが、田舎者の前衛芸術と違い、こちらは非常に洗練されていました。しかも、深みがあって発色の良い美麗な映像は、近年の邦画の中ではピカ一。これは撮影自体に相当贅沢な手間隙をかけたのでしょう。こういう映画はストーリーなど二の次で映像こそが主役であって良いとは思いますが、中途半端なオムニバス形式のラヴ・ストーリーは、どれもカビ臭いものばかり。映像で間を持たせる自信が無かったのか、ヤクザ者とアイドルの話はまるで取って付けた様(やっつけ仕事感は、深キョンの振り付けのいい加減さに表れてる)。尺を削ってでも、もっともっと繋がり乞食の二人に迫っていけば、更に面白い映画になったと思います。それにしても、菅野美穂は相変わらずいいなぁ、5点献上。 |
|
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
Dolls ドールズ(2002)のレビュー一覧を見る
|