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タイトル名 |
鬼教師ミセス・ティングル |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-01-14 00:02:02 |
変更日時 |
2006-01-14 00:02:02 |
レビュー内容 |
「スクリーム」や「ラストサマー」なんか問題にならない程、ケビン・ウィリアムソンの才気溢れる脚本が楽しめる佳作。本作では劇中で「エクソシスト」をパロってるだけでなく、ティングル先生の設定そのものが悪魔のパロディになってます。「エクソシスト」でもメリン神父がカラス神父に「悪魔に耳を貸すな」と言いますし、「コンスタンティン」も悪魔の能力は「囁くだけ」だと言いました。つまり、悪魔とは「言葉」なのです。ベッドに拘束されて無力な筈のティングル先生は、言葉一つでアホなガキ共を簡単に翻弄してしまう。言葉(=台詞)の恐ろしさを存分に発揮した、これぞ脚本の妙。舞台劇にしても充分通用する面白さです。唯、ラストは「進学した主人公の担当教授がティングル先生だった」位の逆転が欲しかったですね、7点献上。 |
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