|
タイトル名 |
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河 |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2005-09-24 00:05:32 |
変更日時 |
2005-09-24 00:05:32 |
レビュー内容 |
いよいよ第二部では、複雑に絡み合った多くの登場人物達がそれぞれの運命に翻弄されていく。しかし、副題に「愛と悲しみ」等という陳腐な言葉が使われてる通り、メインは北大路欣也が主役のよろめきドラマと、吉永小百合が主役の「ロミオとジュリエット」みたいになってます。特に北大路の相手役の若尾文子演ずる人妻の台詞が、一々心情を事細かに説明するのでかなり不自然。物語をサクサク進める為の脚本なんでしょうけど、だったらこんなエピソードはカットしても良かった。もっと他に語るべきエピソードはあった筈。で、そんな恋愛話に関係なく、世論の追い風を読み取った軍は暴走を始め、大陸での抗日運動も激しさを増していく。ラストは盧溝橋事件。日本は遂に本格的戦争の時代に突入していきます、5点献上。 |
|
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河のレビュー一覧を見る
|