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タイトル名 |
愚か者の船 |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2004-11-26 00:10:29 |
変更日時 |
2004-11-26 00:16:34 |
レビュー内容 |
これは不朽の名作等ではなく、正に朽ちた名作。粋なタイトル・バックと導入部からは想像もつかない程、物語の賞味期限切れが甚だしい(個人的には製作当時でも既に期限切れだったと思う)。その中では流石にリーディング・ロールだけあって、ヴィヴィアン・リーのエピソードだけが普遍性を携えていた。「欲望という名の電車」にだいぶ被りますけど、「犯されること」よりも「犯されないこと」に深く傷つく年増女は、相変わらず痛い役柄。「ユダヤ人なんて初めて見た」と言うリー・マービンに向かって、「黒人をリンチするのに忙しかったんでしょ」という台詞も決まってました。それにしても、ここでも非常に気になったのが、無理矢理なドイツ語訛りの英語。ヘンテコ発音にこだわる伝統は、一体いつ生まれたんでしょうか? 4点献上。 |
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