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タイトル名 |
パッション(2004) |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-07-03 22:39:53 |
変更日時 |
2004-07-03 22:47:40 |
レビュー内容 |
ローマ法王が「極めて正確だ」と述べたとか述べないとか。地獄行き決定の無神論者の私には正確かどうかは判りませんが、「極めてリアル」には感じられました。まず、歴史物でいつも違和感を持っていた英語を排したことが大きい。そして描写にも容赦の無かった鞭打ち(この辺は「ブレイブハート」にも被る)。「ここまで見せる必要があるのか?」という問いももっともだと思いますが、ここには底無しの寛容と底無しの残虐、つまり人間が描かれていると思います。全人類の苦役がこの程度のことでは軽過ぎると思ってしまった罰当たりな私は、もちろんキリストのパッションを感じることは出来ませんでしたが、代わりにメル・ギブソンのパッションはひしひしと感じました。それにしても、手の穴だけがどうして残ってるの? 6点献上。 |
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