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タイトル名 |
じゃじゃ馬ならし(1967) |
レビュワー |
かーすけさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2005-04-04 23:54:24 |
変更日時 |
2005-04-05 11:39:57 |
レビュー内容 |
カラーになってからのラブ・コメディでは一番好きなので、恥ずかしながら満点。手荒でもハートフルなバートンの’調教’に、男とは・女とはこうあるべき、と自分が叱られているような気分になります。またリズを愛おしく思えるのなんて本作だけ(!)。宴席での彼女の視線を追うシーンだけでも本作の総まとめになっていて最高です。音楽の入れ方は私ロミジュリよりも好き、、優しかったり、楽しかったり、せつなかったり、場面場面にピッタリ合わせたアレンジで♪ニーノ・ロータが流れ、出演者(使用人など、いとチャーミング)がさりげなく歌ったり、彼女がしょんぼりしたりするともう涙、涙。男女間の押しと引きやキスシーンでドキドキさせるという、まさにラブコメのお手本でせう(勝手に思てるだけ)。「グッバイガール」「潮風のいたずら」「スウェプトアウェイ(or流されて)」などは本作を参考にして演出したのではないか(これまた勝手に思ってます、間違ってたらえらいスンマセン)。。「クレオパトラ」「いそしぎ」「バージニアウルフ~」を撮ってきてこのコミカルなシェイクスピア・・リズ&バートンの息はすごすぎる。おまけに2回も結婚・・やっぱり映画界公私混同のベストカップルなんじゃないかしらん。何ヶ月トレーラー生活をしてでもええ作品を作ったろ!っていう意気込みのある21世紀の俳優カップルさん、最近いるんでしょうか・・私は待ってます。出てきて(寂)。
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