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タイトル名 |
トーク・トゥ・ハー |
レビュワー |
かーすけさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-02-19 15:00:03 |
変更日時 |
2004-02-22 13:13:43 |
レビュー内容 |
男と女の性の違いはわかっているつもりです。ですが、それでもこんなに悔し涙が出たのは初めてでした。綺麗なままに保つ事ができた彼女の外見に関しては彼は確かに尽くしました。彼の境遇も同情持てる。しかし女体・母体・生命をいかに傷つけたかをシーンで描写せず、あるいは、たった一文の字幕で結果を説明されると、ますます監督がこの男を哀れなヤツだと保護するようで、私は情けなかった。彼女をただただ綺麗に撮って最後まで意思表現をさせなかったところに、人形以下の扱いではないか、と抵抗してしまうのでした。興奮してるので、細部を見逃した感じもするが、もう一度観るのも疲れました。映像や音で誤魔化されへんで!//【04.02.22】良票を下さった女性?(たぶん)レビュワー様、申し訳ないです、ありがとうございました。頭に血の上った子宮持ちの目だけで観ると0点気分なのですが、私がもし独身青年であれば9点10点を間違いなくつけていたかと思います。もしも介護士の職についているならば、彼に対して激怒だけでなくある程度の同情もしたかもしれません。 彼女の可憐さと不憫さの描写はこの上ないと思うし、もう一組との対比、演出も素晴らしいです。共演俳優陣のしつこすぎない存在感も私は大好きなのです。が、やはり命をいくつか消すことで、こんな重いテーマをいくらか緩和され美化された気がして、ひどく感情的なレビューになってしまいました、ごめんなさい。 多くの人が御覧になって考えて欲しいのでオススメの一作です、そういう意味では大嫌いな作品ではありませんし、自分は特にフェミニストでもないただのおばはんです。
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