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タイトル名 |
キング・アーサー(2004) |
レビュワー |
クルイベルさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2004-08-09 10:08:23 |
変更日時 |
2004-08-09 10:08:23 |
レビュー内容 |
ううーーーーーーーっ。もしも指輪物語の流れをフロドが指輪を捨てずに逃げ回り、ガンダルフとサムがフロドごと火山に投げ込み、指輪を消滅させた…ってくらいに映画で勝手に変更されても少しも構わないよ!って思う人ならば違和感を感じないでしょうね。この映画は真実のアーサーを映画化しているのでしょうが、だとしたら原作を超えた面白さを準備してくれないと。。。湖の騎士とイゾルデのダンナが戦死…しばし絶句。アーサー生き残るし…。まあ、ココまでストーリー変わっていれば代えた理由を無理にでも探してみたいと思うのも人間でしょう。私は、この映画をイラク戦争におけるアメリカと重ね合わせてみました。すなわち「アーサー(アメリカ)はローマ(国連)のために敵(テロ国家)と戦ってきたが、新たな敵サクソン(アルカイダ)が出てきたとたん、ローマは逃げ去ろうとしている。そこでアーサーは単独で「自由」を得るために犠牲を払っても頑張っているんだ!だからアメリカ国民よ、がんばろー!」と。こう考えれば戦死した騎士が湖の騎士やイゾルデのダンナである必要があるのも納得します。戦死するのはカッコいいメジャーな騎士でなければならないのです。間違ってもマイナーなボールスではいけません!ああ、この映画はアーサーの名を語った、別物語なのです。期待した私が。。。いけなかったのかもしれません。 |
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