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タイトル名 |
カジュアリティーズ |
レビュワー |
北狐さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-08-04 10:32:50 |
変更日時 |
2005-08-04 10:32:50 |
レビュー内容 |
最近公開される作品の中から,この手の「考えさせられる戦争映画」が少なくなったような気がする。この作品が公開された頃は戦争映画が,ただの娯楽作品やこの作品のような問題を問い掛けるような作品など何本も公開されていたと思う。どんなに近代化された戦争でも,略奪行為や暴行・レイプなどの犯罪行為はなくならない。結局は事件が表に出るか出ないかの違いだけ。この作品の中でも現場監督みたいな立場の人が事件が明るみに出ないよう握り潰そうとしていたが,そうやって握り潰された事件も相当あるんじゃないかな。平和ボケしている自分が,もし現地(現場)にいたらなんて想像も出来ないし,悪い事をしているというのは判っているが,全ては『戦争』という悲惨な状況が生み出す特殊な状況下に置ける出来事であるため,レイプ犯となった兵士達を単純に「悪」と決め付けることも出来ないと思う。 |
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