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タイトル名 |
旅立ちの時 |
レビュワー |
うらわっこさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-11-28 22:35:28 |
変更日時 |
2018-04-30 20:21:54 |
レビュー内容 |
罪を犯したことのある両親。それに巻き込まれる息子。設定から見れば、この作品がもっと暗くたって不思議じゃない。でも、この映画には終始温かい雰囲気が流れている。複雑な家庭環境なのに幸福を感じる。それは家族の愛があるからなのだと思う。
それから思ったことは、親の気持ちは子どもにはわからないってこと。親になったとき初めて分かるものなんだなぁと。ダニーの母が自分の父親と会うシーンが非常にそういう面では印象的でした。 ダニーの親は勝手だし、ローラの親もデリカシーがなかったりする。でも、それは彼らが子どもを愛しているからこそなんだと思います。そして、それが本当に理解できるのはやっぱり彼らが親になった時なのかもしれません。
また、名演技!と思わせるところも多かった。アニーが去る時、父親が泣きそうになる表情。ダニーがローラと別れる時の表情。素晴らしかったです。泣けました。
全体的に完成度が高いし、見ていて爽やかで幸せな気持ちになれる。俳優たちも素晴らしいし、本当に良い映画でした。 そしてリバーフェニックスが若くして亡くなったのが惜しいと改めて実感します。 |
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