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タイトル名 |
ミッドナイト・ラン |
レビュワー |
東京50km圏道路地図さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-05-27 20:06:36 |
変更日時 |
2017-03-10 11:49:39 |
レビュー内容 |
そこそこ面白いんだけど、別にこの程度の役どころなら、デニーロじゃなくてもいいじゃないの?って感じ。私のデニーロベストは「フローレス」だな。<2017/3再見>10年ぶり。初見は軽いコメディータッチの作品におけるデニーロがミスキャストに思えたのだが、その後色々と見て違和感はなくなった。あとは前回は字幕だったが吹き替えで見たのもよかったか。コメディーは仰々しい吹き替えで見るのがよいのかもしれない。さて、作品内容だが設定が腑に落ちない点がある。まず、FBIはボスを捕まえたいのになぜ会計士を保釈してしまったのか?司法取引&保護プログラムで処理すればよいのではないか?仮に保釈して泳がすつもりなら、なぜ簡単に逃亡されてしまうのか?それをデニーロが電話番号調べて簡単に見つけてしまうのも不可解。デニーロに手出しするなと言っておきながら、デニーロを尾行・監視するわけでもない。別にサスペンスじゃなくてコメディーだから粗探しする事もないんだが、出だしから疑問点が多く躓くので、その後も違和感を持ち続けながら見てしまう。結果、あまり楽しめないという事に。「友情」とやらの芽生えも曖昧。最後のオチはデニーロに対する同情・哀れみなのかなと。ハードボイルド要素もないわけじゃなく、コメディ要素で合体させてしまう作品は80年代に多く作られたように思うが、今の時代は何かに特化が必要で、こういう抱き合わせ系は古臭くてウケナイのではないかという気もする。 |
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