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タイトル名 |
キューポラのある街 |
レビュワー |
東京50km圏道路地図さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2021-01-11 17:20:13 |
変更日時 |
2021-01-11 17:24:25 |
レビュー内容 |
吉永小百合の急激な感情変化の演技がちょっと唐突というか仰々しくて違和感があった。当時の世相をどの程度表現しているのかは不明であるが、史料的な記録映画としては貴重に思えるものの、映画作品として面白いかと言われると微妙かな。調べてみると当時の高校進学率は65%ぐらいなので、進学するしないというのはそれなりの決断を伴うものだったのかと。ちなみに北朝鮮の帰国事業に関しては最近公開された関係各国の史料から背景や実態の調査研究が始まったばかりであり、その解明に興味関心を持っている。どうも日本政府が人道的立場を装って「厄介払い」したかったの実情であるようだが、本作においては差別偏見なく対等平等に交際している描写が今見ると新鮮でもある。 |
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