みんなのシネマレビュー
アラビアのロレンス 完全版 - 東京50km圏道路地図さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アラビアのロレンス 完全版
レビュワー 東京50km圏道路地図さん
点数 7点
投稿日時 2020-11-24 23:18:30
変更日時 2020-11-25 06:22:49
レビュー内容
オリジナル版を14年前に見てから2度目。今回は時代背景を押さえた上で見たので多少理解は深まったように思う。こういう実話モノは人物への歴史的評価(英雄かペテン師か)やその後の歴史的展開(サイクスピコ協定)の影響を受けやすいので純粋に見る事は不可能であるのだが、あえてそういった事を捨象すれば砂漠の映像は確かに素晴らしいし、それにマッチする雄大なテーマ曲等により大作感は十分にある。だたし、主人公の行動の歴史的意義や是非を留保したとしても、ある意味その場の勢いで感情的に豹変する一貫性のない行動原理は共感しがたい部分はあり感動に至らない点ではある。とはいえ、ラストで部族間対立をまとめきれずさっさと逃げ出すところを見ると少なくとも「政治家」ではないし、たまたま活躍の場を与えられ戦いに明け暮れる事により自分の存在意義を確認する武闘派の承認欲求の強い人間だったのかと思う(砂漠ながら水を得た魚というか)。もちろん本人には多少の正義感はあったのだろうが、国際政治の前ではそんなものは一蹴されるわけで、歴史に翻弄されたと言えなくもない。という意味では壮大な砂漠を人生の舞台としたちっぽけなひとりの人間がそのオリジナルな生を全しようとしたドラマと考えれば映画作品としての完成度は高いように思う。その象徴として、冒頭で事故であっけなくその生が終了し、葬式において毀誉褒貶相半ばする人物として表現されている点に人生の儚さと難しさが凝縮されているようにも思える。
東京50km圏道路地図 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-08-28居眠り磐音75.53点
2024-08-13すずめの戸締まり66.48点
2024-08-12アルキメデスの大戦76.53点
2024-07-21さかなのこ56.00点
2023-10-08スペシャリスト(1994)43.62点
2023-10-03劇場版 きのう何食べた?67.75点
2023-09-26グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~45.00点
2023-09-25つぐみ44.96点
2023-09-22204634.78点
2023-09-22宮澤賢治 -その愛-54.71点
アラビアのロレンス 完全版のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS