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タイトル名 |
野火(1959) |
レビュワー |
亜流派 十五郎さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-05-08 12:10:40 |
変更日時 |
2005-05-08 12:10:40 |
レビュー内容 |
肺病を患い原隊からも病院からも追い出され行き場を失う田村。やがて原隊は無くなり、降伏選んだ人間は死んでゆく。現地人を殺し生き延びた田村、仲間を殺し生き延びる他の兵隊。人肉を食らうというのはショッキングではあるが倫理観以外にどんな違いがあるのだろうか。人間が人間らしく生きるというのは大切ではあるが、極限の精神状態、極度の飢餓状態に於いてどこまで人間であり続けられるのか、体験した人間以外が善悪を決める権限は無いのではないだろうか。 |
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