|
タイトル名 |
キング・コング(1933) |
レビュワー |
終末婚さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-08-20 11:58:19 |
変更日時 |
2005-08-20 11:58:19 |
レビュー内容 |
作品の中に垣間見れる残酷性が妙に記憶に残る映画。フェイ・レイと間違えて捕まえた女性を「コレじゃない」ってな具合にポイッと捨てるシーンは本当に怖い。コングにとって彼女以外の女性は全て障害物であり、ただの餌に過ぎないのだ。コングの自分勝手な恋愛感情により、多くの罪無き命が散っていくストーリー展開は、現代のどのパニック映画よりも不条理であり、同時にそれが純粋な恐怖へと直結している。本当の意味での怪獣映画と呼べるのは「ゴジラ」と本作だけなのかもしれない。 |
|
終末婚 さんの 最近のクチコミ・感想
キング・コング(1933)のレビュー一覧を見る
|