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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
はむじんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2002-08-11 03:50:14 |
変更日時 |
2002-08-11 03:50:14 |
レビュー内容 |
当時を知る原作者と製作者がいた。そういう意味において、今後はもうこの様なアニメ作品は現れないかもしれません。後の世代があのクオリティーで、あのリアリィティーで本作品をリメイクするのは恐らく不可能でしょう。そう思うと、このアニメ作品は歴史的文化財産(?)といのも変ですが、こんなに平和な日本でも、かってはこんなに困難で悲惨な時代があった事を伝えられる重要な「反戦」アニメです。戦争の全面否定はしないし、かと言ってやたらめったな平和主義も抵抗感のある私ですが、たった一言「戦争はしたくない」とだけは言えます。私は高畑勲氏の作品はどれも嫌いなのですが、この作品だけは好き嫌いを超越しています。結末に対するやりきれのなさと、私も見終わった後の心の重苦しさが強過ぎるのでマイナス2点で8点とします。 |
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