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座頭市(2003) - はむじんさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 座頭市(2003)
レビュワー はむじんさん
点数 7点
投稿日時 2004-03-16 23:54:00
変更日時 2004-03-17 00:00:58
レビュー内容
うむむ・・・意外だった。私は昨年末にラストサムライで、日本の時代劇に関するコメントで、苦言を呈しました。ここ十数年の時代劇の、特に殺陣の稚拙さや重厚感の無さがずっと不満だったからです。ところがどっこい、本日初めてレンタルにて座頭市を拝見しましたが、驚いた事にあのラストサムライの殺陣とは趣旨こそは違えど、勝るとも劣らない殺陣をやっているではありませんか!!これは本当に驚きました。また、ちゃんと時代劇を作っている人達がいた事に安堵を覚えました。CG使いつつも、あそこまで表現できた北野監督はさすがです。ただし、CGの使い方はちょっと下手でしたね。ラストサムライでも体を突き抜ける「刀」はCG使ってますが、技術的な差が大きかったですね。この点は少々残念でした。作品的には私好みの北野風味でよかったと感じています。北野作品のファンの方があまり好んでいない様な感があるので、これは私としては逆に意外に感じました。ちなみに本作品の音楽は、、なんかいつもの北野映画とは違和感があるな~っと思ってたら、久石譲じゃなかったんですね。タップダンスの音楽は良かったけど、全般的に音楽はかなり悪かった様に感じました。それにしても、「HANA-BI」の時でもコメントしましたが、イタリアは北野監督に対しては本当に寛大だなーっと、思ってしまいました。どっちも好きだけど、賞を貰えるほどとは流石に思えなくて(^^;)まぁ、良しとしよう!
はむじん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
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