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タイトル名 |
ダ・ヴィンチ・コード |
レビュワー |
あやりんさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-05-22 15:54:00 |
変更日時 |
2006-05-22 15:54:00 |
レビュー内容 |
よくまあ、2時間半におさめました!あっぱれですが、その為に省略したり変更した部分についてはまぁ良しとしても、それ以外に原作とは違う部分については、ちょっとねぇ。特にソフィーがソニエールの孫じゃないなんて、何故そうする意味があるのかな。あと、それぞれのキャラクターの人柄とか、背景みたいなものがあまりにも描かれていなくて、物語の厚みがないように感じました。リーが、あそこまでして聖杯の秘密を手に入れたかったのは何故か、ちょっとしたシーンだったけど、チューリッヒ保管銀行のヴェルネが二人に銃を向けざるを得なかったのはなぜか、とか。それでいて、最後に聖杯の秘密について世界に公表すべきか迷うソフィーに、「大事なのは何を信じるかだよ。」なんてだらだらと説教じみたことをラングドンに言わせるなんて、とってもナンセンス。そういうことは、映画の中ではっきり言わなくても、鑑賞した人たちが個々に感じるべき事だと思うなぁ。わたし、トム・ハンクスは大好きですが、この映画ではあまり彼の魅力は生かされていませんね。別にトム・ハンクスじゃなくても良かったんじゃないの?ただ一つ、シラスの生き様には心打たれました。やっぱりポール・ベタニーっていい俳優だ!もっと彼を登場させれば良かったのになぁ。 |
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