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タイトル名 |
ブロークバック・マウンテン |
レビュワー |
あやりんさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-11-15 21:59:34 |
変更日時 |
2008-05-29 17:07:55 |
レビュー内容 |
最初は、どうしてもノーマルな男二人がああいう関係になる程、お互い何がそんなに好きなわけ?と思ったし、男同士の行為の描写が生々しくて、これは私にはちょっと~、と重いながら半分目を伏せていたんだけど、だんだん、人を愛するって言うのはこういう事なのかなぁ、相手を好きなのに理由なんていらないのかも、うん、こういう形もアリなんだな、と思えてきた。私は女で、妻であり、母であるので、どうしても最初はアルマに共感してしまって、言い寄ってくるジャックがうっとうしいなと思ったんだけど、それもだんだんジャックの切ない気持ちに胸が痛くなった。ヘタクソに作れば多分相当シラける話だろう。でもすんなり見る者の気持ちを動かしてしまうあたり、この映画はスゴイ。ジャックとの関係においても、家族とでも、いつも家畜がどうのとか牛の出産がとかいって仕事を優先し、一番大事なことを二の次にしてきたイニスが、最後娘の結婚式は仕事を誰かに代わってもらうと言ったのがとても印象的で、ここにこの映画のメッセージが表れてるのかなと思いました。 |
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