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タイトル名 |
三十四丁目の奇蹟(1947) |
レビュワー |
水の上のハイウェイさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-02-29 04:51:28 |
変更日時 |
2004-02-29 04:51:28 |
レビュー内容 |
例えば、どうだろう。サンタは存在するのか、という問いに、最高裁が「サンタクロースはいるのです。私達の心の中に」と判決を下したとしたら。世間はバカにするだろうか。クリスマスらしい、いい話として扱われるのではないだろうか。それくらいにクリスマスはオールマイティ・カードであり、免罪符になり得ている。ところが映画は、この安全地帯に着地することを拒もうとする。なぜ、人間はファンタジーを必要とするのか。世間が、何となくあいまいな気分で、いることにしているサンタクロースの正体とは何かを徹底的に考えようとしている作品だと思う。 |
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