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タイトル名 |
メイズ・ランナー |
レビュワー |
池田屋DIYさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2017-07-10 10:09:06 |
変更日時 |
2017-07-10 10:09:06 |
レビュー内容 |
正体不明の迷路に閉じ込められた若者たちが脱出を図り頑張るパニックアクション映画。 主人公たちがこんな状況に置かれた理由、迷路の外の世界の状況、安全な居住空間から動きたくない勢力と、脱出して自由になりたい勢力の対立…など、すべてがどこかで見たことある要素で、しかもその描き方が雑。シナリオの出来を楽しむ映画ではないんだろうけど、降りかかる困難を主人公がすべて、まるで答えを知ってるかのように適切に処理していく様は観ていてやっぱり萎える。続編ありきの構成で、製作者は導入程度の意識で作ってるんだろうけど、「続きが見たい」とお客さんが思わなければ肝心な部分を描く前に企画が倒れてしまうんじゃないの?最悪今回はそれだけで終わってもいいという覚悟で、どれか一つの要素を深く深く掘り下げていればもっと面白い映画になってたと思うだけに、もったいない気がした。 アジア系の役者さんが面白外人枠でなく重要な役どころで活躍してるのは、このテの映画にしては珍しいと感じた。そこがこの映画の個性的な部分。あと「ラブ・アクチュアリー」に出てきたドラムの少年の子は成長しても顔全く変わらないな!見た瞬間に思い出したよ。ぜひ大成してほしい。 私は子供の頃にピクニックがてら迷路系アスレチックに親しんだので、こういう大規模迷路は大人になった今見てもワクワクする。近所の公園に出現しないかなぁ。運動不足の解消になっていいと思うのに。近所を見渡してみても養老天命反転地くらいしかないよ。あそこはあそこで面白いと思うけど、アクション映画というよりホラー映画っぽいしな…。 |
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