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タイトル名 |
しあわせの隠れ場所 |
レビュワー |
としべいさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2010-07-25 21:51:42 |
変更日時 |
2010-07-29 12:50:43 |
レビュー内容 |
この作品でサンドラブロックがオスカーをとったことぐらいしか知らずに見たのですが、見終われば爽やかさが残っていました。我々日本人にすれば、得体の知れないそれも黒人を自分の家に招きいれ、彼の人生までもかなえる援助をしてあげる。こんなこと全く考えられないと思います。私は学生の時に運よくアメリカ大陸を旅行する機会がありました。その時に出会った多くの人が自分の家に必ず招待してくれます。金持ちには金持ちなりの形で。一般の人でも、農家の人でもその人の立場に準じたもてなしでこころよく迎えてくれました。これは、カトリックの教えに関係があると思います。自分の境遇に準じた奉仕の精神があるのだと思います。そして、リーアン婦人もその軽い気持ちでマイケルに手を差し伸べたのだと思います。そして、面倒を見ていくうちに彼の境遇に負けずひたむきに生きる姿勢から自分の今までの人生を見つめなおす機会を得たのです。良い夫、よき家族に恵まれ不自由なく暮らしてきたが自分に欠けているもの、もっと自分を高める事は無いのか?それを見出す手助けをマイケルから逆にかんじ、手助けしてもらったのでしょう。なんとなく進んでいくストーリーですが人と人との真の助け合いを感じて、見終わって爽やかさが残るのだと思います。私はこういうストーリーが好きですね! SJ役のジェイのテンポの良い演技も見ものです。みなさんが邦題を話題にしていますが私も「チョットネー」と言う感じです。ブラインドサイドとは、アメフトの試合でクオーターバックが右利きの場合パスの時に左側のサイドからのアタックが見えにくいのでそちらのサイドをブラインドサイドと言います。また私見ですが南部の街でスラムのような所は皆が見てみぬ振りしています。そのような所をもブラインドサイドと言うのかなと… |
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