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タイトル名 |
ダイ・ハード |
レビュワー |
take1さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-06-11 18:34:17 |
変更日時 |
2003-06-11 18:34:17 |
レビュー内容 |
エンターテイメントとしてこれ以上の完成度を見せる映画は今まで観ていない.白黒時代の黒澤監督が現代にいたらきっとこんな映画を作ったんではないだろうか.悪役側(テロリストではなく実は泥棒というのも気が利いている)の主役の準備の良さ,頭領としてのカリスマ性,機転が利く頭の良さ,冷酷に人を殺す残酷さ,どれをとっても最高の悪役ではないでしょうか.悪役がいいと映画がしまります.この手の映画は悪役,ヒーロー役どちらにしても「俺ならこうするのに」とか「馬鹿じゃないの,もっとこうすればいいだろうに」とか思ってしまうと興ざめなんだけど,どちらも目一杯能力を発揮して,お互い攻撃,反撃の機会を捉え機転を利かせ勇気を振り絞って戦ってます.最初から最後まで映画の世界にすっぽり入ってしまいます.「スピード」とは大違いです.「所詮ハリウッドのアクション映画」だけど,すばらしい完成度!!織田裕二の「ホワイトアウト」はこの映画とプロットが全く同じなのになぜあんなにつまんないのかなー??? |
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