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タイトル名 |
私は「うつ依存症」の女 |
レビュワー |
tomop1218さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-01-30 13:55:53 |
変更日時 |
2004-02-06 17:08:38 |
レビュー内容 |
実に観る人を選ぶ作品だと思った。 私には、自分のことみたいだった。吐き気がするほど、痛いほどだった。 書けない苦しさ、酒、分かってはもらえないということ、プレッシャー、母親との関係、恩を感じる反面憎しみを感じる関係。母親の像。 母親役の女優の演技よかった。あの目!あの突然に冷めるあの目!ヒステリックな声も。お金のこと、あなたのためにということ、物分かりのよさそうな声。 「普通」の人には伝わるだろうか??あの結末は、ハッピーエンドじゃない。母親のあの「いい台詞」は喜べない、安心もできない、母親は分かってない。遅いんだよ、苦しいんだよ、もっと早くにその態度があれば!自分の中の問題に人を巻き込む前にケリつけてくれてれば!私は一人で背負って行くしかないのに! しかし、この題名どうなん?うつ依存症ていうのは、うつ状態であることを言い訳にする深層心理のことでは?彼女は違うんじゃない?うつ状態であることは彼女の本音、言えない本音を引き出してはくれたけど。 →※原作読んだら納得しました。 むしろ母親の心理の方がよく描かれているのが筆者の立場をよく語ってる。彼女の場合離婚があるから私の場合より余計強く出てる。母親の娘を一体に見るのも 強い。
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