みんなのシネマレビュー
機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 - 小原一馬さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
レビュワー 小原一馬さん
点数 4点
投稿日時 2009-09-12 00:57:45
変更日時 2009-09-12 00:57:45
レビュー内容
Zの一作目があまりにひどかったので2と3は今まで見ていなかったのですが、今回NHKのガンダム特番で一挙にTV放映されていたので見てみました。詰め込まれたエピソード猛スピードで駆け抜けることに慣れたのか、登場人物がみな自分勝手に戦っている戦争状態に慣れたのか、はたまた単にこの映画への期待レベルが十分に冷え込んでいたのが良かったのかわかりませんが、結果的にはそこそこ楽しんで見られました。TVシリーズは未見のため、頭脳をフルパワーで回転させながら人間関係を想像しながら見たのですが、当時見ていた妻によれば、長大なTV版は長すぎて逆に、誰が何のために戦っているのかわからなくなっていたそうですから、圧縮したことに意味もあったのかもしれません。
Zの一作目を見たときの一番の抵抗感は、「みんなが自分勝手に動きすぎる」「こんなんで戦争ができるはずはない」というものだったのですが、考え直してみれば、この話が描いているものは、いわゆる「戦争」ではないわけです。ファーストガンダムでは、曲がりなりにも成立していたような「戦争」はもうここにはなくて、みながそれぞれの思惑で武器をとって殺し合いを行い、その時々の有利不利だけで敵味方の組み合わせが自由自在に変化するという、一種のバトルロイヤル状態になっているわけです。
現代の日本人がもし、自分の利益のために戦うということが起こるとすれば、それはきっとこういうものになるのかもしれません。
そう思うと、太平洋戦争のようなこれまでの戦争において、人々がただ単にある場所に生まれたというだけで、その集団のために命を投げ出していたことの不思議さがかえって浮き彫りになってくるのです。
そんなふうに歴史を見返させてくれただけでも、この映画を見た価値がありました。
ファーストガンダムのファンとしては、ラストにホワイトベースの旧クルーを出してくれたファンサービスもうれしかったです。
小原一馬 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-03-26言の葉の庭85.66点
秒速5センチメートル(2007)76.18点
2017-03-17愛のむきだし37.17点
2016-11-21ボビー・フィッシャーを探して87.17点
2016-09-05レイダース/失われたアーク《聖櫃》67.48点
2014-01-17ミート・ザ・ペアレンツ65.57点
2013-08-06愛のメモリー66.34点
2013-08-06SAYURI66.60点
2013-03-26猟奇的な彼女97.25点
2013-03-26舞台よりすてきな生活66.00点
機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS