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タイトル名 |
丹下左膳餘話 百萬兩の壺 |
レビュワー |
小原一馬さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2010-02-28 00:15:42 |
変更日時 |
2010-02-28 00:15:42 |
レビュー内容 |
ずうぅっと昔に傑作だと聞き、いつか見たいと思っていた映画。今年は山中監督の生誕100年とかでNHKで特集が組まれ、ようやく見ることができた。百万両の壷を間違えてやってしまった弟から、何とか取り戻そうとする最初の展開はいかにもベタな感じで、やっぱり古さは否めないなあとか思いながら見てると、あれよあれよと妙な展開になっていき、子どもが出てくるあたりから一気に面白くなっていった。みなさんが指摘するような点以外だと、ひとつひとつのエピソードをあんまりひっぱらずにすとんと落としてさっさと次に進めていくテンポの良さがいいねぇ。前半はずいぶんのんびりやってるんだけど、そのペースをだんだん詰めていくのがうまいと思った。エンディングのおとしどころも粋で、こうじゃなくっちゃみたいな感じ。 |
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