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タイトル名 |
オープン・ウォーター |
レビュワー |
RYOUさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2006-02-20 17:41:40 |
変更日時 |
2006-02-20 17:41:40 |
レビュー内容 |
過去何作も作られた海洋遭難物。しかしどれもがその恐怖の存在をはっきりと視覚として表わしたものが多かったが、この作品は何が恐怖なのか最初は分からずじわじわと背筋を責めてくるような感じの映画。特撮なしで回りを泳ぐサメも本物。しかし、ジョーズシリーズの様に大口開けてグワッと襲ってくるような事はない。まるで遊んでいるかのように突っつきかじり、すぐには殺されるような襲い方はしない。それがまたいつ襲ってくるのかという恐怖がじわじわと湧き、常人がその場に置かれたら絶対に気が狂ってしまうだろう。面白くないと思われた方もいるかもしれないがそれはハリウッド的な映画に毒されているのかもしれない。サメがバーンと現われて1人が惨殺され、そのような中でも主人公は死の寸前で生還する。そして事件の教訓をとうとうと語りエンド・・・。そんなのものはこの映画にはないし、それを期待する人はジョーズシリーズやパーフェクトストームのような特撮バリバリのハリウッド映画をお勧めする。じわりじわりと来る精神的な恐怖、日常に起こりうる恐怖を味わいたい方にだけお勧めする。 |
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